■ 平成23年年末調整対応版(Ver2.0.3)の主な変更点
■ 平成23年年末調整対応版(Ver2.0.3)のその他の変更点
■ バージョンアップ作業の前に
■ バージョンアップ方法
■ インターネットができないパソコンのバージョンアップ方法

(1)源泉徴収票など、平成23年の書式に対応させました。
源泉徴収票の様式が変更されました。
 

◎赤枠が変更されています。
「扶養親族の数(配偶者を除く。)」欄が「控除対象扶養親族の数(配偶者を除く。)」欄になり、扶養控除の対象となる扶養親族の数を記載します。
摘要欄に「16歳未満扶養親族」欄が追加になり、年少扶養親族の数を 記載します。
源泉徴収票の用紙1枚に4人分を印刷できるようになりました。
 
法定調書合計表()のOCR用紙の雛形の変更に対応しました。
 
  オプション機能(スーパーパック)の追加により利用可能になります。
(2)『データ選択』を大幅に改良しました。
見出し(No、データ名、処理年、データフォルダ、バージョン)をクリックするとデータが並べ替えられるようになりました。(「共有データの選択」画面にも同様の機能を搭載しています。)
担当者、データリスト名、処理年、データ区分、バージョンの中からの組み合わせでデータを検索できるようになりました。(「共有データの選択」画面にも同様の機能を搭載しています。)
メニュー画面まで進まなくてもデータ選択画面上でデータの詳細が確認できるようになりました。新バージョンプログラムによる旧バージョンデータの更新の禁止やデータリスト名の変更処理もここで行います。
メニュー画面まで進まなくてもフラッシュメモリなどへのデータの保存ができるようになりました。
データリストが印刷できるようになりました。(「共有データの選択」画面にも同様の機能を搭載しています。)
共有データの選択画面の表示速度を高速化しました。また、共有データのリストを毎回更新するかどうかを選べるようにもなっています。
バージョンアップ後はじめて共有データの選択画面を表示させた際に自動で行われる処理によって表示速度が高速化されます。従って、実際に高速化されるのは2回目以降となります。
データリストを毎回更新しないように設定すればより一層高速化できますが、別のパソコンで追加されたデータが表示されないなどの問題もありますので注意が必要です。
(3)人事異動処理オプション、勤怠データ取込オプションを搭載しました。
◎人事異動処理オプション
A社の社員をB社に異動させるためのオプションです。1台のパソコンで関連会社複数社の給与処理を行う場合にご利用ください。


◎勤怠データ取込オプション
他社製の就業管理システム・Excel等で集計された勤怠データや、営業担当の販売実績を元に計算された歩合給の額などをキーパー給与に取り込むためのオプションです。


●ファイル-データ選択
「共有データの選択」画面からデータの初期化機能を外しました。(データの初期化は「データ選択」画面に割り付け後に行ってください。)
●給与/賞与処理-支給控除一覧表
印刷物のタイトルが変更できるようになりました。
●初期設定
OS(Operating System)が WindowsXP の場合に、「会社名」「住所」「社員名」など自動でセットされるフリガナ入力が、半角カタカナではなく全角ひらがなに なってしまっていたので修正しました。
●初期設定-会社情報設定
  「会社基本(その他)」タブに「連絡者氏名のフリガナ」、「税理士事務所名」、「 税理士コード」の入力項目を追加しました。(※法定調書合計表の印刷で使用します。)
●初期設定-締/支給日設定
「年調」タブの「処理方法」のリストの表記を以下のように変更しました。
  変更前 変更後
  最終給与 給与年調
  最終賞与 賞与年調
  単独 単独年調
  年調しない 年調しない
●初期設定-計算単価設定
  日給制及び時間給制で「計算単価設定」の「計算区分」を「当月値」と設定しても欠勤した社員ほど単価が高くなってしまうことがないよう、「勤務日数」「勤務時間」に「欠勤日数」「欠勤時間」を加算して計算するよう仕様変更しました。
●初期設定-社員情報設定
  「会社情報設定」の「雇用保険」タブで「一般事業所」のチェックが外れていると、新規社員登録時に雇用保険の保険料計算区分の初期値がブランクになってしまっていたので修正しました。
  前年に「育児休業」を取得したが当年においては既に復帰しているにもかかわらず「就業区分」を「育児休業」のままにしてあった場合に、「在職」に戻すと「育児休業明け随時改定が行われなくなります。」という警告メッセージを出てしまっていたので修正しました。
●初期設定-有給休暇設定
  「社員情報設定」の「基本-Ⅱ」タブの「就業時間(1日)」が「0」の場合でも「有給休暇設定」の「日数付与」ボタンで正常に付与できるよう修正しました。
●随時処理-会社データ作成/取込
フォーマットに「連絡者氏名のフリガナ」、「税理士事務所名」、「 税理士コード」を追加しました。
●随時処理-社員データ作成/取込
  「社員情報設定」の「雇用保険」タブで、「雇用保険種類」欄がブランクのデータで「社員データ作成」が行われた場合でも正常にそのデータが取り込みできるよう修正しました。
  社員情報のデータ取込を行った場合に「社員情報設定」と「会社情報設定」の社会保険の都道府県の不一致が発生するケースがあったので修正しました。
●随時処理-過去明細金額設定
  保存対象項目に「報酬月額」と「基礎日数」を加えます。(今後のバージョンアップで算定基礎届を年間平均の標準報酬月額でも判定できるようにするための事前準備です。平成23年中に休職期間があった社員については「基礎日数」の確認をお願いいたします。)
  ユーザー定義情報に1項目だけ設定した場合、印刷が正常に行えなかったので修正しました。
●随時処理-翌年度更新処理
  更新前データのバックアップ機能を追加します。(事前のバックアップが不要になります。)
また、バックアップされた更新前データ(前年データ)は誤って次年度版プログラムで更新されることがないようロックが掛けられます。
●環境-元号設定
  昭和64年1月1日生まれの社員の生年月日が「H01/01/01」となるなど、元号が変わる年が適正に表示できるよう「月」「日」の入力項目を追加しました。
●年末調整-明細入力(個人別)
  年少扶養親族を持つ社員の寡婦控除の判定が誤っていたことにより「その他控除」欄が正しく集計できていなかったので修正しました。
  摘要(全)」ボタン又は「摘要(個)」ボタンで扶養情報が正しくセットできないケースがあったので修正しました。
  「摘要(全)」ボタン又は「摘要(個)」ボタンでセットされる親族に年少扶養に該当する者がいる場合、名前の後ろに「(年少)」の文字が付くようになりました。
●年末調整-明細入力(一覧表)
  年少扶養親族を持つ社員の寡婦控除の判定が誤っていたことにより「その他控除」欄が正しく集計できていなかったので修正しました。
●年末調整-給与支払報告書資料
  市町村未設定者を「提出先市区町村数」に含めるかどうかが選択できるようになりました。
  本年退職者を「受給者総人員」に含めるかどうかが選択できるようになりました。
●年末調整-給与支払報告書
  市町村未設定者を含めて印刷するかどうかが選択できるようになりました。
  本年退職者を含めて印刷するかどうかが選択できるようになりました。
  給与支払報告書の提出対象が退職者だけの市町村数があった場合に、その市町村が給与支払報告書の「提出市町村数」にカウントされるよう修正しました。
●年末調整-源泉徴収票等合計表
  下表の「給与所得等支給状況内訳書」の「前職分」に「年調しない」社員が含まれていなかったので修正しました。
●年末調整-支払調書 ※オプション機能(スーパーパック)
  金額が0円の場合は「0」と印字するようになりました。
  「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」にテキスト作成機能及びクリップボートへのコピー機能を追加しました。
●社会保険-算定基礎届
6月の給与処理を確定させるまでは算定基礎届の情報を非表示にします。(現状では6月の給与処理を確定させるまでは昨年分の算定基礎届を表示しています。)
算定基礎届の入力画面に月額変更対象者を含めて表示する場合、算定基礎の対象者と月額変更の対象者が色で区別できるようになりました。
「該当」を「非該当」に変更できるようにしました。 また、この変更にともない「表示社員」の選択肢に「算定非該当者」を追加しました。
6月月変と定時決定など連続して改定が行われる場合に、後の改定を先に行っても「社員情報設定」の「社会保険」タブの「従前の改定月」が正しく設定できるよう修正しました。
用紙のタとチの欄(決定後の標準報酬月額欄)の印字有無が指定できるようになりました。
●社会保険-労保・社保改定チェック ※オプション機能(スタンダードパック/スーパーパック)
年の途中から給与計算処理を開始する場合など、「締/支給日設定」における賞与の開始回が「2」以上に設定されている場合でも、正しい改定者情報が出せるよう修正しました。
●社会保険-月額変更届
6月月変と定時決定など連続して改定が行われる場合に、後の改定を先に行っても「社員情報設定」の「社会保険」タブの「従前の改定月」が正しく設定できるよう修正しました。
用紙のタとチの欄(決定後の標準報酬月額欄)の印字有無が指定できるようになりました。
●社会保険/賞与支払届
「白紙(控え)」の印刷フォームを最新の様式に合わせました。
●社会保険/賞与支払届(総括表)
印刷フォームを最新の様式に合わせました。
●社会保険-社会保険FD届書作成
  社会保険FD届書作成の被保険者報酬月額算定基礎届の作成において、7月、8月、9月の月額変更対象者が含まれてしまう不具合を修正しました。
●就業管理-給与明細転送 ※オプション機能(スーパーパック)
  給与明細転送において、就業データが給与明細書に正しく反映されない場合がある不具合を修正しました。
●金融機関辞書・市区町村辞書
  金融機関辞書・市区町村辞書を更新しました。
   金融機関辞書: 2011年10月現在
   市区町村辞書: 2011年10月現在
『キーパー給与11 Ver2.0.0~2.0.2』をご利用の場合、今回の『キーパー給与11 Ver2.0.3』へのアップはリビジョンアップ(比較的小規模な改訂・修正)になりますが、平成23年年末調整対応のため、必ずバージョンアップしてください。
『キーパー給与10』をご利用の場合、今回の『キーパー給与11 Ver2.0.3』へのアップはメジャーバージョンアップになります。
メジャーバージョンアップではプログラムを追加しますので、
『キーパー給与10』と『キーパー給与11』が1台のパソコンの中に共存します。平成23年の年末調整は『キーパー給与11 Ver2.0.3』で対応しますので、必ず本バージョンアップ処理してください。尚、『キーパー給与10』は平成22年データの参照用にご利用ください。
バージョンアップにはユーザー登録及びキーパークラブへの入会が必要です。

未了の場合はバージョンアップできません。
バージョンアップ作業は、セキュリティソフトなど他のアプリケーションを終了してから行って下さい。
バージョンアップ作業は、給与・賞与の処理状況を問わず、どのタイミングでも行なうことができます。
インターネットに接続していないパソコンのプログラムをバージョンアップすることも可能です。
詳細

AiOキーステーションをパソコンに挿入してキーパー給与11、またはキーパー給与10を起動します。


メニュー画面まで進み、右上の「会員ページ」をクリックします。

「会員向けサービス」画面が開きます。「バージョンアップ」をクリックします。

プログラムのバージョンアップはキーパークラブ会員の特典です。
 

「確認」画面が開きます。「はい」をクリックします。

右の画面が表示された場合は「許可」をクリックします。

ダウンロード処理中です。そのまま暫くお待ち下さい。
 

「確認」画面が開きます。「はい」をクリックするとインストール処理を開始します。


インターネットに接続できないパソコンのプログラムをUPさせる目的でAiOキーステーションに最新バージョンのプログラムをダウンロードした場合は、ここで「いいえ」を選んでも構いません。

右の画面が表示されます。そのまま暫くお待ち下さい。
 

バージョンアップ処理が完了するとキーパー給与11が起動して「データ選択」画面が開きます。(「データ選択」の前に「ログイン」画面が開いた場合は、通常通りコードとパスワードを入力して「OK」をクリックしてください。)

平成23年データ(給与・賞与の処理状況は問いません。)を選択してください。

確認画面が出ます。「OK」をクリックするとデータの更新処理が始まります。そのまましばらくお待ち下さい。

平成22年以前のデータを選択した状態で「OK」しないようご注意下さい。
 

「情報」画面が出ます。「OK」をクリックしてください。

今後「社会保険-算定基礎届」において「年平均による報酬月額」に対応するため、今回のバージョンアップで平成23年の「報酬月額」と「算定基礎日数」の情報を「随時処理-過去明細金額設定」に保存しています。
平成23年中に休職期間があった社員については「算定基礎日数」が正しく設定されているかどうかの確認をお願いいたします。
 

「バージョンアップ情報」画面が出ます。今回の変更内容を確認の上、「閉じる」をクリックして下さい。
 

メニュー画面が開きます。右上の表記が「キーパー給与11 Ver2.0.3」に変更されています。

AiOキーステーションをインターネットのできるパソコンに挿入し、バージョンアップ作業を行ってください。

プログラムを終了させ、インターネットのできるパソコンからAiOキーステーションを取り外します。

インターネットができないパソコンにAiOキーステーションを挿入します。

「自動再生」画面が開いた場合は「キーパー給与」をクリックします。


OSにより表示が異なります。

右の画面が表示されない場合は「コンピュータ>キーパー給与(*:)」のsetup.exeをダブルクリックしてください。)

右の画面が表示された場合は「許可」をクリックします。
 

「キーパー給与セットアップ」画面が開きます。「キーパー給与インストール」をクリックします。
 

「バージョン選択」画面が開きます。
一番上の行の「キーパー給与11 2.0.03」を選んで「OK」をクリックします。
 

右の画面が表示されます。そのまま暫くお待ち下さい。
 

バージョンアップ処理が終わると「キーパー給与セットアップ」画面に戻ります。「終了」をクリックします。

バージョンアップ処理が完了するとキーパー給与11が起動して「データ選択」画面が開きます。(「データ選択」の前に「ログイン」画面が開いた場合は、通常通りコードとパスワードを入力して「OK」をクリックしてください。)

平成23年データ(給与・賞与の処理状況は問いません。)を選択してください。

確認画面が出ます。「OK」をクリックするとデータの更新処理が始まります。そのまましばらくお待ち下さい。

平成22年以前のデータを選択した状態で「OK」しないようご注意下さい。
 

「情報」画面が出ます。「OK」をクリックしてください。

今後「社会保険-算定基礎届」において「年平均による報酬月額」に対応するため、今回のバージョンアップで平成23年の「報酬月額」と「算定基礎日数」の情報を「随時処理-過去明細金額設定」に保存しています。
平成23年中に休職期間があった社員については「算定基礎日数」が正しく設定されているかどうかの確認をお願いいたします。
 

「バージョンアップ情報」画面が出ます。今回の変更内容を確認の上、「閉じる」をクリックして下さい。
 

メニュー画面が開きます。右上の表記が「キーパー給与11 Ver2.0.3」に変更されています。