キーパー財務 よくあるご質問

売手が負担する振込手数料を経費(雑費、支払手数料など)で計上し、消費税上「売上げに係る対価の返還等」とする方法を教えてください。

よくあるご質問 答え

振込手数料相当額について、経理処理を雑費、支払手数料などの勘定科目としつつ、消費税法上「売上げに係る対価の返還等」として処理する場合は、借方科目の「税」欄にカーソルを移動し、税コードを「310返還:課税売上」に変更します。

キーパー財務の画面
*振込手数料を「売上値引き」で処理の場合は、税コード「310返還:課税売上」が初期値となっていますので変更は不要ですが、設定を変更されている場合は同様に入力します。

<変更手順>

「摘要優先」「取引優先」の場合

① 摘要(取引先)を選択すると 「借方」雑費(支払手数料):「貸方」売掛金 などの仕訳が表示され、金額入力など(補助科目、部門の場合あり)になります。
② ↑キーを押すかマウスクリックで借方「税」欄に移動します。
③ 「売上げに係る対価の返還等」の消費税コード「310」を入力、または[F4:リスト表示]より選択します。
④ Enterで確定し、金額等を入力して仕訳入力を完了します。

「仕訳優先」の場合

① 「借方」の勘定科目(補助科目、部門を含む)を入力すると、「貸方」科目入力になります。
② ↑キーを押すかマウスクリックで借方「税」欄に移動します。
③ 「売上げに係る対価の返還等」の消費税コード「310」を入力、または[F4:リスト表示]より選択します。
④ Enterで確定し、金額等を入力して仕訳入力を完了します。

【補足】消費税コード変更について便利な方法
コードを毎回変更するのは手間がかかります。次の方法を利用すると変更不要になります。

▶科目に消費税コード別の補助科目を設定すると毎回の変更が不要になります。

キーパー財務の画面

▶「売上げに係る対価の返還等」の消費税コードを登録した摘要(取引先)辞書を作成すると、摘要(取引)優先入力から選択するだけで正しい仕訳を自動で入力出来ます。

キーパー財務の画面

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