分散入力されたデータを合算する機能がありますが、関連会社や子会社を合算してグループ全体を集計するといったことにも利用できるのでしょうか？


合算対象となる全データの会計期間及び科目体系（※）が一致していれば関連会社や子会社を合算してグループ全体を集計することも可能です。
※ 科目コード、補助設定の有無、部門設定の有無と部門管理区分（損益のみ／全科目）の一致が必要です。（補助科目コードと部門コードは不一致でも、データ合算上は問題にはなりません。）

◎処理手順
① 「データ選択」画面を開き、合算対象となるデータの中から任意に一つを選び、「Ｆ２：コピー」をクリックします。


② 空白行を選択して「Ｆ２：貼り付け」をクリックします。


③ 選択行にデータがコピーされます。「情報」をクリックします。


④ 「データの詳細」情報画面が開きます。データリスト名を適宜訂正して「ＯＫ」で画面を閉じます。


⑤ 「データ選択」画面に戻ります。そのまま「Ｆ１２：選択」をクリックしてメニュー画面に進みます。
⑥ 「初期設定－基本設定」を開き、「名称・期間」タブで会社名等を変更して「Ｆ１２：閉じる」で画面を閉じます。


⑦ 「初期設定－コード変更」を選び、「本支店管理を行う」にチェックして「次へ」をクリックします。


⑧ 「本支店管理を行う」にチェックを入れ、コード欄に適宜のコードを設定します。支店名欄に合算対象１社目の名称を設定して「完了」をクリックします。（この処理は数分掛かる場合があります。）


⑨ 「初期設定－基本設定」を開き、「本・支店」タブで「Ｆ２：追加」をクリックして合算対象２社目以降を登録します。


⑩ 「分散入力」」タブに切り替えます。「分散入力を行う」にチェックを入れて「Ｆ１２：閉じる」で画面を閉じます。


⑪ 「データ選択」画面を開きます。
合算データ（現在選択行）の下に分散入力された各社のデータを格納するための領域が作成されています。
「Ｆ２：コピー／貼り付け」を使って１データずつコピーします。


⑫ 合算データを選択した状態で「Ｆ１２：選択」をクリックしてメニュー画面に進み、「日常処理－データ合算」を開きます。「実行」をクリックすると合算処理を開始します。


⑬ 合算結果は試算表などの各メニューで確認できます。「支店比較財務諸表」を使えば各社を並べて比較することも可能です。




※ 上記の「データ合算」機能はプログラムを「スタンドアロン」で起動している場合にのみ利用可能です。