仕訳を入力せずに、残高だけの登録で決算書を作成することはできますか?



法人データ個人データで手順が異なりますが、もちろん可能です。

◎法人データの場合
[初期設定>開始残高登録]で期末残高を登録すれば、仕訳を入力せずに決算書を作成できますが、「入力開始月」が期首月に設定されていると、残高登録は貸借対照表科目のみとなります。

[初期設定>基本設定]の「名称・期間」タブで「入力開始月」を期首月以外(途中の月であれば何月でも構いません。)に変更すれば、損益計算書科目の残高も登録可能になります。

尚、「入力開始月」は仕訳件数0件の場合のみ変更可能です。入力済み仕訳が必要なければ[拡張機能>仕訳の全削除]より、仕訳件数を0件にできます。


株主資本等変動計算書を作成する場合、「当期首残高」は[過年度残高登録]で登録します。[財務分析>過年度残高登録]を開き、「当期」を選択して「開始残高」列に期首の残高を入力してください。
 

◎個人データの場合
[決算処理>青色決算書]で「F2:上書入力」をクリックします。確認画面を「OK」するとF2キーが「上書入力」から「自動取得」に変わります。


画面左上が「上書き」表示となり、直接金額が入力できます。
 

但し、一面の「①売上(収入)金額」と「③仕入金額(製品製造原価)」は、二面で手入力した金額の合計が反映しますので、一面では直接入力できませんのでご注意ください。