現在は1台のパソコンでキーパー財務を使用しているのですが、データ量が多いので、役割分担をして2人で入力するようにしていきたいと思っています。
専用のUSBメモリ(AiOキーステーション)がもう1本あれば2台のパソコンで同時にキーパー財務を利用できますが、同じデータを同時に処理することはできるのでしょうか?



社内にWindowsServerOSを搭載したサーバー機があれば、専用のUSBメモリ(AiOキーステーション)を必要な数量追加購入し、以下の通りクライアントサーバー方式で利用するための設定を行うだけで、同一データの同時処理が可能になります。



◎クライアントサーバー方式の設定方法
 (詳細はお手元の『導入ガイド』でご確認ください)
1.
サーバー機にAiOキーステーションを挿入し、「Setups.exe」を実行します。
2.
「キーパー財務セットアップ」画面が開きます。「サーバーを利用する」にチェックを入れ、「データベースのインストール」をクリックします。
3.
「Firebird Database Server 1.5 セットアップ」画面が開きます。
「次へ」をクリックしてセットアップを完了させます。(途中の画面では設定を変更せず、そのまま「次へ」をクリックしてください。)
4.
確認画面が出ます。「OK」をクリックします。
5.
「キーパー財務セットアップ」画面に戻ります。「データベースのユーザー設定」がグレーになっていることを確認して「キーパー財務サーバー設定」をクリックします。
6.
「ドライブ設定」画面が開きます。
プルダウンのリストからデータを置く場所(ドライブ)を選択して「OK」をクリックします。

以上でサーバー機での処理は完了です。
「キーパー財務セットアップ」画面を閉じて、サーバー機からAiOキーステーションを取り外してください。
7.
クライアントパソコン(プログラムがセットアップされているパソコン)にAiOキーステーションを挿入してキーパー財務を起動します。
「ログイン」画面で「クライアント(C/S)」にチェックして「サーバー設定」をクリックします。
8.
「データサーバーの設定」画面が開きます。
「コンピュータ名」に上記1~6を行ったサーバーの名前を入力(又は「参照」をクリックして選択)し、「データの場所」に6で指定したドライブを選択して「OK」をクリックします。

7~8の作業は初めてクライアントサーバー方式で使用する場合に必要な作業です。(2回目以降は必要ありません。)
9.
「ログイン」画面に戻ります。「コード」と「パスワード」ともに「9999」を入力して「OK」をクリックします。