キーパー財務11(Ver3.0.7)の主な変更点
(1)施設をグループ化できるようになりました。
(2)施設比較財務諸表が作成できるようになりました。
キーパー財務11(Ver3.0.7)のその他の変更
≪旧バージョンの変更点≫
 キーパー財務11: Ver3.0.0Ver3.0.1Ver3.0.2Ver3.0.3Ver3.0.4Ver3.0.5Ver3.0.6
 キーパー財務10: Ver2.0.0Ver2.0.1Ver2.0.2Ver2.0.3Ver2.0.4Ver2.0.5
 キーパー財務09: Ver1.0.1Ver1.0.2Ver1.0.3Ver1.0.4Ver1.0.5
バージョンアップ作業の前に
バージョンアップ方法
インターネットができないパソコンのバージョンアップ方法
(1)施設をグループ化できるようになりました。
『医業会計オプション スーパー』に施設をグループ化する「施設グループ設定」機能を追加しました。試算表や各種分析帳票でグループを選択すると、施設の合算結果が瞬時に集計できます。病院同士など事業区分が同一の場合はもちろん、病院と老健など事業区分が異なる施設でも同一のグループに所属させることができます。
医業会計オプションとは?
(2)施設比較財務諸表が作成できるようになりました。
病院同士など事業区分が同一の施設はもちろん、病院と老健など事業区分が異なる施設同士でも並べて比較可能な「施設比較財務諸表」の作成機能を『医業会計オプション スーパー』に追加しました。
医業会計オプションとは?
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●コンバート
 ・ 旧システム(KPC財務会計4)の本支店データがコンバートできるようになりました。

本支店データとしてではなく通常データとしてのコンバートになりますので、コンバート後にキーパー財務側で本支店データ又は旧システム同様のデータ合算の形式に変換してご利用ください。
●印刷全般
 ・ 医療法人データで法人名と施設名に同一名称が設定されている場合、印刷物左上には法人名のみ印字するよう仕様を変更しました。
●お気に入り-帳簿入力(現金出納帳等)
各月タブの先頭行を別の月の日付に訂正した場合に、各月タブが誤表示してしまっていたので修正しました。
●日常処理-合計残高試算表
 ・ 「初期設定-本支店グループ設定」で、グループ名の先頭に本支店コードを設定すると試算表画面の中で本支店の切り替えができなくなってしまっていたので修正しました。
●日常処理-窓口日報入力
 ・ メディブレインからのコンバートデータの場合、日報に入力した金額が消えてしまうことがあったので修正しました。
●日常処理-データ合算
 ・ 合算データと分散データで科目コードが同一でも分類が異なる場合は合算不可としました。
 ・ 補助科目の自動追加に失敗したことが原因でエラーが発生し、データ合算処理が実行できないケースがあったので修正しました。
●決算処理-決算書
 ・ 「千円単位」で印刷又はプレビューしようとすると、貸借バランスが合っているにもかかわらず「貸借バランスが合っていません」というエラーが出てしまうことがあったので修正しました。
●決算処理-施設別決算報告書
 ・ 施設名ではなく、事業区分名が印字されてしまっていたので修正しました。
●決算処理-事業報告書
 ・ これまで「事業の概要(1)~(3)」タブに入力した情報は別の項目をクリックするなどカーソルが移ったタイミングで保存する仕様でしたが、カーソルを移さなくても保存するようになりました。
●決算処理-財産目録
 ・ 「財産目録(様式2)」タブで「残高を手入力する」にチェックすると、「貸借対照表(様式2)」タブの「利益剰余金」の金額が書き換わってしまっていたので修正しました。
●決算処理-減価償却
 ・ メディブレインからのコンバートデータの場合に、資産を追加登録すると「仕訳転送」が正常に行えないケースがあったので修正しました。
●財務分析全般
 ・ 「初期設定-本支店グループ設定」で、グループ名の先頭に本支店コードを設定すると財務分析の各画面の中で本支店の切り替えができなくなってしまっていたので修正しました。
 ・ 医療法人データの場合に前期繰越利益以下の計算があっていなかったので修正しました。
●財務分析-総合比較損益計算書、予測損益計算書、3期比較財務諸表
 ・ 医療法人データの場合に当期の前期繰越利益が表示されなかったので修正しました。
●財務分析-予測損益計算書
 ・ 「医業会計オプションスタンダード」付きのプログラムで1施設のみ設定された医療法人データを処理する場合に手入力した予測値を復元するためF7キーを押しても「支店データを合算して復元しますか」の確認画面を出さないようにしました。
 ・ 医療法人データの場合に「前年実績」が正しく集計できていなかったので修正しました。
 ・ 千円単位で表示させた場合に期末予測と前年実績の「対比」欄が正しく計算できていなかったので修正しました。
●財務分析-過年度残高登録
 ・ 「決算処理-翌年度更新」によりシステム内部にセットされたBS科目の3期前の期末残高が「F2:ゼロクリア」で削除できるようになりました。
●初期設定-科目設定
 ・ 「使用施設設定」タブで科目にのみチェックがある場合はその科目を使った仕訳が発生した時点で補助科目へのチェックが不可となるよう修正しました。
 ・ 医療法人データの場合に「使用設定」タブで「病院」以外の事業区分を選んでも、科目(又は補助科目)のチェックのON/OFFが正常に行えるよう修正しました。
●拡張機能-オペレータ登録
 ・ 医業データを選択した場合に、システム管理者以外のオペレータがログインした場合でも「処理レベル設定」の設定に従い「付属明細書」・「原価計算」・「経営羅針盤」が使用できるよう修正しました。
●経営羅針盤-比較推移表
 ・ 医療法人データの場合に前期繰越利益以下の計算があっていなかったので修正しました。
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既に【キーパー財務11 Ver3.0.0~3.0.6】にバージョンアップ済みの場合、今回の【Ver3.0.7】へのアップはリビジョンアップ(比較的小規模な改訂・修正)にあたりますが、上記の変更点に対応するため必ずバージョンアップしてください。
【キーパー財務09 Ver1.0.0~1.0.5】又は【キーパー財務10 Ver2.0.0~2.0.5】をご利用の場合、今回の【Ver3.0.7】へのアップは『キーパー財務11』へのメジャーバージョンアップになります。
通常の同一プログラム内のバージョンアップ(リビジョンアップ)の場合はプログラムを上書きしますが、メジャーバージョンアップの場合はプログラムを追加しますので、『キーパー財務09』及び『キーパー財務10』と『キーパー財務11』が1台のパソコンの中に共存します。
【キーパー財務11(Ver3.0.7)】で選択したことがあるデータを【キーパー財務11(Ver3.0.0~3.0.6)】で選択すると以下の警告が出ます。「OK」すればそのまま処理を進められますが、Ver3.0.7にアップしてご利用いただくことを強く推奨します。
【キーパー財務11(Ver3.0.7)】で選択したデータは、【キーパー財務10】【キーパー財務09】では選択できません。過去データ(2009年、2010年データ)を処理当時のプログラム(キーパー財務09、キーパー財務10)のまま残したい場合や、データをやり取りする相手が【キーパー財務10】【キーパー財務09】を使用している場合は、該当データを【キーパー財務11】では選択しないようにしてください。
キーパー財務11をVer3.0.7にアップした場合は、必ず経営羅針盤キーパー現金出納帳もVer3.0.7にバージョンアップしてください。
バージョンアップ作業はユーザー登録を済ませてから行ってください。

※ユーザー登録未了の場合はバージョンアップできません。
※KPC財務会計4からアップグレードされたユーザー様は全員ユーザー登録済みです。
※ユーザー登録はメニュー画面右下の「ユーザー情報」をクリックすると開く「ユーザー情報」画面で行ってください。
バージョンアップ作業はセキュリティソフトなど他のアプリケーションが起動している場合は終了してから行って下さい。
インターネットに接続していないパソコンのプログラムをバージョンアップすることも可能です。
詳細はコチラでご確認下さい。
クライアントサーバー形式でご利用の場合、1台目のバージョンアップ作業は他のユーザーがログインしていない状態で行ってください。(2台目以降については他のオペレータがログインしていても問題ありません。)
クライアントサーバー形式でご利用の場合、サーバー機での作業は特に必要ありません。
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AiOキーステーションをパソコンに挿入してプログラムを起動します。

メニュー画面まで進み、右上の「会員ページ」をクリックします。
「会員向けサービス」画面が開きます。「バージョンアップ」をクリックします。

※プログラムのバージョンアップはキーパークラブ会員の特典です。
「確認」画面が開きます。「はい」をクリックします。

※「はい」をクリックしても⑤以降の画面が表示されない場合は一旦プログラムを終了して①の作業からやり直してください。
OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「許可」をクリックします。
「バージョンアップ方法」画面が開きます。「最新バージョンにアップグレードする」を選んで「実行」をクリックします。
ダウンロード処理中です。そのまま暫くお待ち下さい。
「確認」画面が開きます。「はい」をクリックするとインストール処理を開始します。

インターネットに接続できないパソコンのプログラムをUPさせる目的でAiOキーステーションに最新バージョンのプログラムをダウンロードした場合は、ここで「いいえ」を選んでも構いません。
暫くすると、右の画面が開きます。「次へ」をクリックします。

※【キーパー財務11 Ver3.0.0~3.0.6】からのバージョンアップの場合はこの画面は開かずに進みます。
使用許諾契約をお読みください。「同意します」を選び「次へ」をクリックすると次の画面に進めます。
「ユーザー名」を入力し、「すべてのユーザ」を選択した状態で「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。

※「変更」をクリックしてインストール先を変更することも可能ですが、通常はそのままの設定で次の画面に進んでいただくことをお勧めします。
「インストール」をクリックして処理を開始します。
そのまま暫くお待ちください
インストールが終了します。「完了」をクリックします。
右の画面が表示されます。
そのまましばらくお待ちください。
処理が完了すると画面は自動で閉じられます。
自動でキーパー財務11が起動し、「ログイン」画面が開きます。
通常通りコードとパスワードを入力して「OK」をクリックします。
「データベースの更新」画面が開きます。「OK」をクリックします。
「データ選択」画面が開きます。適宜データを選択します。
「データベースの更新」画面が開きます。「データの更新に同意します。」にチェックして「OK」をクリックします。

※「データベースの更新」画面は【キーパー財務11(Ver3.0.7)】で選択したことのあるデータの場合には表示されません。
【キーパー財務11(Ver3.0.7)】で選択したことがあるデータを【キーパー財務11(Ver3.0.0~3.0.6)】で選択すると以下の警告が出ます。「OK」すればそのまま処理を進められますが、
Ver3.0.7にアップしてご利用いただくことを強く推奨します。

※データをやり取りする相手が『キーパー財務09』『キーパー財務10』を使用している場合は「データの更新に同意します」にチェックせず、「キャンセル」で画面を閉じてください。
※「情報」をクリックすると開く「データの詳細情報」画面で「データの更新:禁止する」にチェックすればデータバージョンを固定できます。
会計データの更新が完了するとメニュー画面が開きます。バージョン表記が変更されています。
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AiOキーステーションをインターネットのできるパソコンに挿入し、バージョンアップ方法の手順に従ってバージョンアップ作業を行います。

※この場合に、
同時に2本以上のAiOキーステーションを挿入しないで下さい。
プログラムを終了させ、インターネットのできるパソコンからAiOキーステーションを取り外します。
インターネットができないパソコンにAiOキーステーションを挿入します。
右の画面が開きます。「キーパー財務」をクリックします。

※OSにより表示が異なります。
※自動で表示されない場合は以下の手順で処理してください。
スタートボタンをクリックする。
コンピュータ(又はマイコンピュータ)をクリックする。
キーパー財務のアイコンをダブルクリックする。
setups.exeをダブルクリックする。
OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「許可」をクリックします。
「キーパー財務セットアップ」画面が開きます。「キーパー財務インストール」をクリックします。
「バージョン選択」画面が開きます。
一番上の行(キーパー財務11 3.0.07)を選んで「OK」をクリックします。
暫くすると、右の画面が開きます。「次へ」をクリックします。

※【キーパー財務11 Ver3.0.0~3.06】からのバージョンアップの場合はこの画面は開かずに進みます。
使用許諾契約をお読みください。「同意します」を選び「次へ」をクリックすると次の画面に進めます。
「ユーザー名」を入力し、「すべてのユーザ」を選択した状態で「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。

※「変更」をクリックしてインストール先を変更することも可能ですが、通常はそのままの設定で次の画面に進んでいただくことをお勧めします。
「インストール」をクリックして処理を開始します。
そのまま暫くお待ちください
インストールが終了します。「完了」をクリックします。
バージョンアップ処理が終わると「キーパー財務セットアップ」画面に戻ります。「終了」をクリックします。
右の画面が表示されます。
そのまましばらくお待ちください。
処理が完了すると画面は自動で閉じられます。
デスクトップのキーパー財務11のアイコンをダブルクリックしてプログラムを起動します。
「ログイン」画面が開きます。通常通りコードとパスワードを入力して「OK」をクリックします。
「データベースの更新」画面が開きます。「OK」をクリックします。
「データ選択」画面が開きます。適宜データを選択します
「データベースの更新」画面が開きます。「データの更新に同意します。」にチェックして「OK」をクリックします。

※「データベースの更新」画面はキーパー財務11(Ver3.0.7)で選択したことのあるデータの場合には表示されません。
【キーパー財務11(Ver3.0.7)】で選択したことがあるデータを【キーパー財務11(Ver3.0.0~3.0.6)】で選択すると以下の警告が出ます。「OK」すればそのまま処理を進められますが、
Ver3.0.7にアップしてご利用いただくことを強く推奨します。

※データをやり取りする相手が『キーパー財務09』『キーパー財務10』を使用している場合は「データの更新に同意します」にチェックせず、「キャンセル」で画面を閉じてください。
※「情報」をクリックすると開く「データの詳細情報」画面で「データの更新:禁止する」にチェックすればデータバージョンを固定できます。
21 会計データの更新が完了するとメニュー画面が開きます。バージョン表記が変更されています。
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