以下の機能追加・修正を行った2013年版財務会計システム キーパー財務13(Ver5.0.0)をご用意しました。
キーパークラブ会員の皆様はバージョンアップをお願いします。
主な変更点
(1) 同一日付内の仕訳の移動(並べ替え)に対応しました。
(2) 仕訳帳から摘要・取引先辞書が登録できるようになりました。
(3) 仕訳のコピー機能を強化しました。
(4) 入力画面に諸口残高を表示するようになりました。
(5) データにパスワードが設定できるようになりました。
その他の変更点
≪旧バージョンの変更点≫
 キーパー財務12: Ver4.0.0Ver4.0.1Ver4.0.2Ver4.0.4Ver4.0.5
 キーパー財務11: Ver3.0.0Ver3.0.1Ver3.0.2Ver3.0.3Ver3.0.4Ver3.0.5Ver3.0.6Ver3.0.7
 キーパー財務10: Ver2.0.0Ver2.0.1Ver2.0.2Ver2.0.3Ver2.0.4Ver2.0.5
 キーパー財務09: Ver1.0.1Ver1.0.2Ver1.0.3Ver1.0.4Ver1.0.5
バージョンアップ作業の前に
バージョンアップ方法
インターネットに接続できないパソコンのバージョンアップ方法
(1) 同一日付内の仕訳の移動(並べ替え)に対応しました。
日付が同一の場合、仕訳の並びは入力順が原則ですが、[日常処理-仕訳帳]に新たに追加された「仕訳並替」ボタンを利用すると任意の順番で並べ直すことができます。現金残高をマイナスにしないため入金を先にする場合や、入力漏れを後から追加したのが原因で一連の仕訳なのにもかかわらず1仕訳だけ離れてしまった場合などにご利用ください。



「F3:借方含む」又は「F4:貸方含む」をクリックすると、並べ替え対象の仕訳と同じ科目を使った仕訳が強調されるので、元帳での並び順が一目で分かり、並べ替えがしやすくなります。
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(2)仕訳帳から摘要・取引先辞書が登録できるようになりました。
キーパー財務には摘要や取引先を選ぶだけで入力が完結する自動仕訳入力が標準搭載されていますが、これまでは当期の入力を行いながらその都度摘要・取引先辞書を作成していく必要がありました。
しかし、今回のバージョンアップで追加された[日常処理-仕訳帳]の「辞書登録」ボタンを利用すると、入力済み仕訳から摘要・取引先を連続して辞書登録できます。当期の仕訳はもちろん、過年度仕訳(前期・前々期の仕訳)も辞書登録の対象にできますので、前期の仕訳から辞書を作れば、当期の入力がより一層効率的に行えます。






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(3)仕訳のコピー機能を強化しました。
入力済みの仕訳を流用して追加仕訳を入力する仕訳のコピー機能を強化しました。([日常処理-仕訳入力/仕訳帳]で「F3:コピー」ボタン押下)
当期の仕訳はもちろん、過年度仕訳(前期・前々期の仕訳)をコピー対象とすることもできます。
取引量が少なく前期と内容がほぼ同じなら、去年の仕訳を元に日付と金額を訂正するだけで簡単に入力が完了します。


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(4)入力画面に諸口残高を表示するようになりました。
入力中に諸口残高が確認できるよう、諸口の残高を表示するようになりました。
通常の仕訳入力画面は右下に、一括入力辞書を使った入力画面では右上に表示します。
【通常の入力画面】


【一括入力画面
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(5)データにパスワードが設定できるようになりました。
[初期設定-基本設定]に「パスワード」欄を設けました。
「データ選択」画面でパスワード付きデータを選択すると、「パスワードの確認」画面が開きます。
他のオペレータが見ることのできないデータを作る場合にご利用いただけます。


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●システム全般
 ・ Windows8(32bit/64bit)に対応しました。
Windows8/Pro/Enterpriseへの対応となります。(Windows RTは含みません。)
 ・ 「色選択」ボタンで作成した色が保持されていなかったので修正しました。
 ・ 印刷設定画面の白黒印刷を指定した場合、色選択ボタンの縦横線の指定が縦の破線に正しく反映しないケースがあったので修正しました。

●ファイル-データ選択
 ・ クライアントサーバー方式のデータリストにフォルダの概念を追加しました。(これにより、データリストを法人・個人で区別したり、年度ごとに管理したりすることができるようになっています。)
1フォルダにつき、最大2000データまで管理できます。
 ・ クライアントサーバー方式での利用時にも「F2:コピー/貼り付け」が利用できるようになりました。
 ・ ×ボタンをクリックした場合は確認メッセージを表示した上でプログラム自体を終了するよう仕様を変更しました。
 ・ 既定値の仮受/仮払消費税を使わず別の科目を特定科目としてを割り当てたデータを「拡張-コード体系」保存した場合、「会計データの新規作成」ウィザードでそのコード体系を選んでデータを作成すると、仮受/仮払消費税に補助が登録できてしまっていたので修正しました。
 ・ スタンドアロン方式でプログラムを起動した場合、ネットワークドライブの割り当てが切れた状態で「共有取得」すると、共有データの「コード」が空欄で「会計年度」が「0期」となるなどの誤表示があったので修正しました。

●日常処理-仕訳入力
 ・ 連想摘要/取引先辞書の「コード」欄に10桁以上入力するとエラーが出ていたので、入力桁数を5桁までに制御しました。
 ・ 連想摘要/取引先辞書を開いた状態でキーボードの「F3」キーを押すと、「コード」が「r」で始まる摘要又は取引先に移動してしまっていたのを修正しました。
 ・ 一括入力辞書の登録画面で「F8:辞書更新」ボタンを複数回押すと、押した回数だけ同じ仕訳が重複して登録されていたので修正しました。
 ・ 「F4:一括入力」を使用して入力する場合、一括入力辞書の中で日付を訂正して仕訳の書き込みを行うと、次の仕訳の「日付」欄のカーソルが年月日の「年」のところに置かれてしまっていたので修正しました。

●日常処理-仕訳帳
 ・ 「仕訳置換」ができなかった場合に、何が問題でできなかったかを列挙したメッセージを表示するようになりました。
 ・ 仕訳検索で「貸借を個々に指定する」場合に「全て含まない」という選択肢を追加しましました。(これにより、借方・貸方に指定した科目を両方とも含まない仕訳が抽出できるようになっています。)
 ・ 会計期間が1年未満のデータで「F8:印刷」ボタンから「印刷設定」を開き、期間パネルで全期間を選択し直すと、右側の日付欄に期首日付がセットされていたので修正しました。
 ・ 科目コード欄に半角カナが入るとエラーが発生していたので修正しました。

●日常処理-仕訳入力/仕訳帳
 ・ 過年度明細(前期・前々期の仕訳帳)からも一括入力辞書への登録ができるようになりました。
 ・ 「F4:一括入力(一括登録)」で画面左上の「仕訳追加」を押して仕訳を追加する場合、最終行にではなく、現在選択行の上に行が追加されるようになりました。
 ・ 「F4:一括入力(一括登録)」で画面左上の「仕訳追加」を押して仕訳を追加する場合に摘要優先又は取引先優先で仕訳が追加できるようになりました。また、摘要欄で摘要辞書または取引先辞書を参照することも可能になりました。
 ・ 「F4:一括入力(一括登録)」に分類のコピー機能を追加しました。
 ・ 「F4:一括入力(一括登録)」に登録されている仕訳が訂正された場合、「F12:仕訳書込」押下時に一括入力辞書自体を更新するかどうかの確認メッセージが出るようになりました。
 ・ 「F4:一括入力(一括登録)」で一括入力辞書を登録する際に、分類名が空白のセルを選択するとそのまま分類名が入力できるようになりました。(「F3:分類編集」を押す必要がなくなりました。)また、既に分類名が設定されているセルを選択した場合は確認メッセージ無しでそのまま仕訳の登録画面に進むようになりました。
 ・ 一括入力辞書画面で「F1:ヘルプ」が押せなくなっていたのを修正しました。

●日常処理-総勘定元帳
 ・ 元帳、補助元帳の呼び出しに、検索キーが利用できるようになりました。
 ・ 「ファイル-環境設定」の「印刷設定(帳票)」タブで、「元帳で1日の最終取引行に残高を印刷する」にチェックを入れると、前行と日付が同一の場合は日付欄を空欄にするようになりました。


●日常処理-仕訳帳/総勘定元帳
 ・ 印刷物の日付欄を、従来の「年/月/日」から「月/日」に変更しました。
「年」はタイトルに印字します。
 ・ 過年度(前期又は前々期)の仕訳帳・元帳は参照専用のため、「メモ」が付けられないよう制御しました。

●決算処理-一括印刷
 ・ 元帳印刷時に、印刷対象科目を通しでページ番号を振ることができるようになりました。

●決算処理-青色申告決算書
 ・ 平成24年分の様式より、1面の会計期間がOCR項目に変更されたので対応しました。

●決算処理-減価償却
 ・ 個人データの場合、事業割合に少数点以下が登録できるようになりました。

●決算処理-法人事業概況書(資料)
 ・ 「表面」の「期末棚卸高」がマイナス表示されていたのでプラスで表示するよう修正しました。

●消費税-消費税申告書修正
 ・ 付表2-2の「課税売上割合が95%以上の場合⑬」の「旧税率適用分A」・「税率4%摘要分B」の値が表示されていなかったので修正しました。

●財務分析全般
 ・ どの行が選択されているかを分かりやすくするため、現在選択セルの科目を色付きで表示するようになりました。

●財務分析-予実対比損益計算書
 ・ 赤字同士を比較する場合の増減率の計算方法を変更しました。(予算の利益がマイナス100万、実績の利益がマイナス50万の場合、増減率は150%になります。)

●財務分析-過年度残高登録
 ・ クライアントサーバー方式で利用している場合、1000データ以上あると「仕訳取込」を行う際の「選択する過年度データ」のリストに適正にデータが表示されないケースがあったので修正しました。

●初期設定-基本設定
 ・ 前期・前々期の仕訳が登録されているデータで期首日付を変更する際に、変更後の会計期間の仕訳が既に前期・前々期に存在する場合は警告メッセージを出力するようになりました。
 ・ 「製造原価」タブの「製造原価報告書を印刷する」のチェックを外したときに製造原価対象科目の開始残高・過年度残高が登録済みだった場合はメッセージを表示したうえで残高を削除するようになりました。

●初期設定-科目設定
 ・ 「印刷設定」タブで科目コード゙を直接入力した場合に、別の分類の科目が割り当てられることがないよう修正しました。

●初期設定-コード変更
 ・ 「補助科目を科目に移動する」で複数の補助科目を一つの勘定科目に置換すると、「置換科目に同じコードが設定されています。科目名は最後に移動した補助科目名がセットされます。よろしいですか?」というメッセージが表示されるが、各仕訳の科目名は元の補助科目名がセットされていたので修正しました。
 ・ 「科目の使用区分を使用しないにする」の機能を使って、製造原価科目を別の分類へ置き換えても、[初期設定]-[基本設定]の「製造原価報告書を印刷する」のチェックが外せなかったので修正しました。

旧バージョンでこの現象が発生していたデータにつきましては[拡張機能]-[仕訳残高修復]を実行するとデータが修復されます。
 ・ 「本支店コードを変更する」で支店コード「00」が作成されるケースがあったので修正しました。

●科目内訳-⑩仮受金(前受金・預り金)
 ・ 源泉所得税預り金の入力12行から24行に増やしました。

●拡張機能-取引先辞書設定
 ・ 画面右側のリストに、取引先に登録されている摘要を表示するようになりました。
 ・ セットとなる摘要があれば取引先名称が空白でも辞書の登録が行なえるようになりました。

●拡張機能-摘要辞書設定/取引先辞書設定
 ・ 分類のコピー/削除機能を追加しました。
 ・ キーパー財務で新規作成した医療法人データの場合、「本部」に摘要辞書/取引先辞書が登録できてなかったので修正しました。

●データ通信-データ送信/データ受信
 ・ 環境によってはデータの送受信ができないケースがあるので修正しました。

●データ通信-現金出納帳送信
 ・ キーパー財務側で現金仕訳を現金以外の仕訳に訂正した場合でも訂正結果がキーパー現金出納帳側に正しく反映できていなかったので修正しました。

●キーパー現金出納帳
 ・ メニューバーに「拡張」を追加し、摘要辞書と取引先辞書をメンテナンスできるようにしました。(辞書の印刷や別名での保存復元が可能になっています。)


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今回の【キーパー財務13】へのバージョンアップは【キーパー財務12~09】からのメジャーバージョンアップとなります。同一バージョン内のアップ(リビジョンアップ)はプログラムを上書きしますが、メジャーバージョンアップの場合はプログラムを追加しますので、【キーパー財務12~09】と【キーパー財務13】が1台のパソコンの中に共存します。
【キーパー財務13】で選択したデータは、【キーパー財務12~09】では選択できません。過去のデータを処理当時のプログラムのまま残したい場合や、データをやり取りする相手が【キーパー財務12~09】を使用している場合は、該当データを【キーパー財務13】で選択しないようにしてください。
【キーパー財務】をアップした場合は、必ず【キーパー経営羅針盤】及び【キーパー現金出納帳】もバージョンアップしてください。
バージョンアップ作業はユーザー登録を済ませてから行ってください。

※ユーザー登録未了の場合はバージョンアップできません。
※ユーザー登録はメニュー画面右下の「ユーザー情報」をクリックすると開く「ユーザー情報」画面で行ってください。
バージョンアップ作業はセキュリティソフトなど他のアプリケーションを終了させてから行って下さい。
また、定刻に自動バックアップを実行するため「
一括保存・復元」ツールを常駐させている場合も必ず終了させて下さい。
バージョンアップ作業は管理者権限でログオンした状態で行って下さい。
普段キーパー財務を使用しているパソコンがインターネットに接続していない場合でも、社内にインターネットができるパソコンがあればプログラムのバージョンアップは可能です。(詳細はコチラでご確認下さい。)
クライアントサーバー方式でご利用の場合、1台目のバージョンアップ作業は他のユーザーがログインしていない状態で行ってください。(2台目以降については他のオペレータがログインしていても問題ありません。)
クライアントサーバー方式でご利用の場合、サーバー機での作業は特に必要ありません。
GO-Global版の場合、バージョンアップ作業はサーバー機で行ってください。また、旧版(キーパー財務12以前のプログラム)はアンインストールしないでください。
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AiOキーステーションをパソコンに挿入してキーパー財務を起動します。
適宜データを選択してメニュー画面まで進み、右上の「会員ページ」をクリックします。
「会員向けサービス」画面が開きます。「バージョンアップ」をクリックします。

プログラムのバージョンアップはキーパークラブ会員の特典です。
ご利用のパソコンがWindowsXPの場合、制限付きアカウントでログオンした状態ではバージョンアップはできません。必ず管理者権限でログオンしてください。
「確認」画面が開きます。「はい」をクリックします。

「はい」をクリックしても⑤以降の画面が表示されない場合は一旦プログラムを終了して①の作業からやり直してください。
OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
「バージョンアップ方法」画面が開きます。「最新バージョンにアップグレードする」を選んで「実行」をクリックします。
ダウンロード処理中です。そのまま暫くお待ち下さい。
「確認」画面が開きます。「はい」をクリックするとインストール処理を開始します。

普段インターネットに接続できないパソコンに挿入されているUSBキーを更新する場合は「いいえ」をクリックし、インターネットに接続できないパソコンでのバージョンアップ方法②以降の作業を行ってください。
暫くすると、右の画面が開きます。「次へ」をクリックします。
使用許諾契約をお読みください。「同意します」を選び「次へ」をクリックすると次の画面に進めます。
「ユーザー名」を入力して「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。

「変更」をクリックしてインストール先を変更することも可能ですが、通常はそのままの設定で次の画面に進んでいただくことをお勧めします。
「インストール」をクリックして処理を開始します。
そのまま暫くお待ちください。
インストールが終了します。「完了」をクリックします。
自動でキーパー財務13が起動し、「ログイン」画面が開きます。
通常通りコードとパスワードを入力して「OK」をクリックします。
「データベースの更新」画面が開いた場合は「OK」をクリックします。

スタンドアロンの場合は【キーパー財務13】を始めて起動した場合に表示されます。
クラサバの場合は【キーパー財務13】を最初にを起動したパソコンで表示されます。
「データ選択」画面が開きます。適宜データを選択します。
「データベースの更新」画面が開きます。「データの更新に同意します。」にチェックして「OK」をクリックします。

右の「データベースの更新」画面は【キーパー財務13】で選択したことのあるデータ(データバージョンが「13版」のデータ)の場合は表示されません。
データをやり取りする相手が『キーパー財務12~09』を使用している場合は「データの更新に同意します」にチェックせず、「キャンセル」で画面を閉じてください。
「情報」をクリックすると開く「データの詳細情報」画面で「データの更新:禁止する」にチェックすればデータバージョンを固定できます。
   
会計データの更新が完了するとメニュー画面が開きます。バージョン表記が「Ver5.0.0」に変更されています。
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AiOキーステーションをインターネットのできるパソコンに挿入し、バージョンアップ方法①~⑧の手順に従ってバージョンアップ作業を行います。

※この場合に、
同時に2本以上のAiOキーステーションを挿入しないで下さい。
プログラムを終了させ、インターネットのできるパソコンからAiOキーステーションを取り外します。
インターネットができないパソコンにAiOキーステーションを挿入します。
右の画面が開きます。「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリックします。

※OSにより表示が異なります。
※自動で表示されない場合は以下の手順で処理してください。
スタートボタンをクリックする。
コンピュータ(又はマイコンピュータ)をクリックする。
キーパー財務のアイコンをダブルクリックする。
setups.exeをダブルクリックする。
OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
「キーパー財務セットアップ」画面が開きます。「キーパー財務インストール」をクリックします。
「バージョン選択」画面が開きます。
一番上の行(キーパー財務13 5.0.00)を選んで「OK」をクリックします。
これより先はバージョンアップ方法⑨~⑳の手順通りです。
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