2015.10.01
以下の機能強化と修正を行った 【キーパー財務15 Ver7.0.4】 をご用意しました。
キーパークラブ会員の皆様はバージョンアップをお願いします。
【注意】
キーパークラブ未入会の場合はバージョンアップができません。
最新版へのバージョンアップをご希望の場合は入会手続きをお願いいたします。
Ver7.0.4の主な変更内容
2015年(平成27年)10月施行の消費税改正に対応しました。
Ver7.0.4のその他の変更内容
≪旧バージョンの変更点≫
 キーパー財務15: Ver7.0.0Ver7.0.1Ver7.0.2Ver7.0.3
 キーパー財務14: Ver6.0.0Ver6.0.1Ver6.1.0Ver6.1.1Ver6.1.3
 キーパー財務13: Ver5.0.0Ver5.0.1Ver5.0.2Ver5.0.3Ver5.0.4Ver5.0.5
 キーパー財務12: Ver4.0.0Ver4.0.1Ver4.0.2Ver4.0.4Ver4.0.5
 キーパー財務11: Ver3.0.0Ver3.0.1Ver3.0.2Ver3.0.3Ver3.0.4Ver3.0.5Ver3.0.6Ver3.0.7
 キーパー財務10: Ver2.0.0Ver2.0.1Ver2.0.2Ver2.0.3Ver2.0.4Ver2.0.5
 キーパー財務09: Ver1.0.1Ver1.0.2Ver1.0.3Ver1.0.4Ver1.0.5
注意事項
バージョンアップ方法
インターネットに接続できないパソコンのバージョンアップ方法

 ◆Ver7.0.4の主な変更内容
2015年(平成27年)10月施行の消費税改正に対応しました。
2015年(平成27年)10月1日より、海外から日本へのインターネットを通じた電子書籍や音楽等のデジタルコンテンツの提供等、国境を越えた役務の提供に係る消費税の課税関係が見直されました。

消費税法では、課税資産の譲渡等を行った事業者が申告・納税を行うこととされていますが、「事業者向け電気通信利用役務の提供」については、国外事業者から当該役務の提供を受けた国内事業者が申告・納税を行う、いわゆる「リバースチャージ方式」が導入されることになりました。

国内において国外事業者から受けた「事業者向け電気通信利用役務の提供」を「特定課税仕入れ」といい、この「特定課税仕入れ」がリバースチャージ方式による申告の対象となります。(但し、経過措置により当分の間は、一般課税で申告する課税売上割合95%未満の事業者のみ申告が必要とされています。)

  【参考】 国税庁HP  国境を越えた役務の提供に係る消費税の課税の見直し等について(PDF)>>


この改正を受け 【キーパー財務15 Ver7.0.4】 ではプログラムに以下の変更を加えております。

【 消費税区分の追加 】
特定課税仕入れ用の消費税区分を新設しました。



【 仕訳例 】
特定課税仕入れに該当する取引があった場合は以下のように入力します。
原則課税で集計した結果、課税売上割合95%未満の場合はリバースチャージ方式により申告書を作成します。
原則課税で課税売上割合95%以上の場合や簡易課税の場合は従来通りに集計して申告書等作成します。
(特定課税仕入れ用の消費税区分は「810:課税対象外・不課税」と同等に取り扱います。)


【 申告書等の様式 】
特定課税仕入れにより消費税申告書・付表の様式変更、及び新たに追加された「特定課税仕入れがある場合の課税標準額等の内訳書」に対応しました。

尚、「特定課税仕入れがある場合の課税標準額等の内訳書」は「申告書(一般)」の2ページ目として印刷されます。



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 Ver7.0.4のその他の変更内容
● ファイル - データ選択
 ・ 「F6:保存」と「F7:復元」で、「保存先の場所」の履歴が削除できるようになりました。(前々回以前の履歴を削除します。)
● ファイル - 環境設定
 ・ 「入力設定」タブにの「仕訳入力時の日付カーソル位置」を追加しました。仕訳日付の入力は、これまで必ず“日”からでしたが、この項目追加により“月”から入力することもできるようになりました。
 ・ 「印刷設定(帳票)」タブに「2期比較タイトル」を追加しました。([日常処理-合計残高試算表]の印刷に反映させるには「試算表のタイトルを変更する」へのチェックも必要です。)

● 日常処理 - 仕訳入力
 ・ 年月日の入力は、これまで必ず“日”からの入力でしたが、[環境設定]での設定により“月”から入力することもできるようになりました。
 ・ 入力済み仕訳を選択した状態で「F4:一括登録」を押下して一括入力辞書を登録・参照した場合、一括入力辞書画面を閉じた後のカーソル位置が入力枠の日付欄になるよう仕様を変更しました。
「F4:一括入力」で入力した場合、次の仕訳のカーソル位置は必ず日付欄の“日”を全選択した状態(但し、[環境設定]で指定した場合は“月”)になるよう仕様を変更しました。
 ・ 連想摘要(取引先)辞書のみF3キーが「修正」だったので、他の画面と同様に「F3:編集」に変更しました。

● 日常処理 - 仕訳入力 ・ 仕訳帳
 ・ F9で元帳、F10で試算表を開くことができるようになりました。(ボタンの割り当てはありません。ファンクションキーを押してください。)

● 日常処理 - 仕訳帳 ・ 仕訳モニター ・ 総勘定元帳
 ・ 摘要又は取引先が空白の仕訳を検索することができるようになりました。


● 日常処理 - 総勘定元帳
 ・ F9で仕訳帳、F10で試算表を開くことができるようになりました。(ボタンの割り当てはありません。ファンクションキーを押してください。)
 ・ 「印刷設定」で「月毎に改ページする」にチェックした場合、選択した期間が年をまたぐと1月以降の元帳の見出しに前年が印字されていたので修正しました。
 ・ 期末日の仕訳と通期決算仕訳の両方が入力されている状態(会計期間が4/1~3/31の場合は3/31の通常仕訳と3/31の決算仕訳の両方が入力されている状態)で、“決”を含む期間を指定して元帳を印刷すると、期末日の最終行の残高欄が印字されなくなっていたので修正しました。
 ・ 過年度元帳で決算月だけを指定して印刷/プレビューを行った場合、決算整理前残高が0円だと1行目の「繰越残高」行が決算月の前月末残高になっていたので修正しました。

● 日常処理 - 合計残高試算表
 ・ [環境設定]で2期比較試算表の印刷物のタイトルが指定できるようになりました。

● 決算処理 - キャッシュフロー計算書
 ・ 行間を広げ、印刷物の見栄えを向上させました。

● 決算処理 - 一括印刷
 ・ 「試算表」で「残高0円の印刷:印刷しない」に設定した場合は補助リストも0円の行を省略して印刷するよう仕様を変更しました。

● 決算処理 - 繰越残高調整
 ・ 当期と前期で「貸借区分」が異なる科目があると、その科目についてのみ正しく残高調整ができなくなっていたので修正しました。

● 消費税 - 消費税申告書
 ・ [課税方式設定]で「簡易課税」を選び「常に合計欄の金額を計算式に当てはめて計算する」にチェックしなかった場合でも、付表5-(2)の「課税標準額に対する消費税額①」がマイナスだった場合は計算式に当てはめて計算するよう修正しました。

● 消費税 - 消費税集計表
 ・ 本支店データ(医療法人データ)の場合、[課税方式設定]で選択した支店(施設)を初期値とするよう仕様を変更しました。

● 消費税 - 消費税申告書修正
 ・ 修正申告書で 13の「既確定税額」 がマイナス金額の場合、 14の「差引納付税額」と25の「差引納付譲渡割額」を端数処理せずに足していたため、26の「消費税及び地方消費税の合計税額」 に百円のずれが生じるケースがあったので修正しました。

● 初期設定 - 科目設定
 ・ 「科目・補助設定」タブで、科目名左側のアイコンのクリックによる補助科目の表示/非表示ができなくなっていたので修正しました。

● データ通信 - データ送信 ・ データ受信
 ・ 送信したデータの受信状況が分かるよう、データ中継サーバーに「受信日時」欄を設けました。


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 注意事項
【キーパー財務15 Ver7.0.0~7.0.3】 をご利用の場合、今回のバージョンアップはリビジョンアップ(比較的小規模な改訂・修正)になりますが、上記修正内容に対応するため必ずバージョンアップしてください。
【キーパー財務14~09】 をご利用の場合はメジャーバージョンアップとなります。同一バージョン内のアップ(リビジョンアップ)はプログラムを上書きしますが、メジャーバージョンアップの場合はプログラムを追加しますので、【キーパー財務15 Ver7.0.4】 と 【キーパー財務14~09】 が1台のパソコンの中に共存します。(Ver7.0.0Ver7.0.1Ver7.0.2Ver7.0.3の変更内容も併せてご確認ください。)
本バージョンは、平成26年4月1日改正の消費税申告書の書式(8%対応の書式)にのみ対応しています。従って、 期末日が平成26年3月31日以前のデータを 【キーパー財務15 Ver7.0.4】 で開くと、消費税申告書が申告した当時と異なる書式に置き換わります。過去のデータを処理当時の状態で残しておきたい場合や、データをやり取りする相手が 【キーパー財務14~09】 を使用している場合は、該当データを本バージョンで選択しないようにしてください。
【キーパー財務15 Ver7.0.4】 でデータ選択すると、 【キーパー財務14~09】 では処理できなくなります。
期末日が平成26年3月31日以前のデータを本バージョンで開いた場合、「消費税申告書」は平成26年4月1日改正の書式(8%対応の書式)で参照・印刷していただくことになります。(メニュー実行時に以下のメッセージが出ます。)
本バージョンは、簡易課税用の消費税申告書は第五種までの様式(旧様式)と、第六種対応の様式(新様式)の両方に対応しています。期首日付が2015/04/01以降の場合、及び[課税方式設定]で課税期間の短縮特例を“適用する”に設定して2015/04/01以降を期間指定して集計した場合は新様式(第六種対応の様式)、それ以外の場合は旧様式になります。
【キーパー財務】 をアップした場合は、必ず 【キーパー経営羅針盤】 【キーパー現金出納帳】もバージョンアップしてください。
バージョンアップ作業はユーザー登録を済ませてから行ってください。

※ユーザー登録未了の場合はバージョンアップできません。
※ユーザー登録はメニュー画面右下の「ユーザー情報」をクリックすると開く「ユーザー情報」画面で行ってください。
バージョンアップ作業はセキュリティソフトなど他のアプリケーションを終了させてから行って下さい。
また、定刻に自動バックアップを実行するため「
一括保存・復元」ツールを常駐させている場合も必ず終了させて下さい。
バージョンアップ作業は管理者権限でログオンした状態で行って下さい。
普段キーパー財務を使用しているパソコンがインターネットに接続していない場合でも、社内にインターネットができるパソコンがあればプログラムのバージョンアップは可能です。(詳細はコチラでご確認下さい。)
クライアントサーバー方式でご利用の場合、1台目のバージョンアップ作業は他のユーザーがログインしていない状態で行ってください。(2台目以降については他のオペレータがログインしていても問題ありません。)
クライアントサーバー方式でご利用の場合、サーバー機での作業は特に必要ありません。
GO-Global版の場合、バージョンアップ作業はサーバー機で行ってください。また、旧版(キーパー財務14以前のプログラム)はアンインストールしないでください。

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 バージョンアップ方法
1. AiOキーステーションをパソコンに挿入してキーパー財務を起動します。
2. 適宜データを選択してメニュー画面まで進み、右上の「会員ページ」をクリックします。
3. 「会員向けサービス」画面が開きます。「バージョンアップ」をクリックします。

プログラムのバージョンアップはキーパークラブ会員の特典です。
Windowsに制限付きアカウントでログオンした状態ではバージョンアップはできません。必ず管理者権限でログオンしてください。
4. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックします。

「はい」をクリックしても5.以降に進まない場合は一旦プログラムを終了して1.の作業からやり直してください。
5. OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
6. 「バージョンアップ方法」画面が開きます。「最新バージョンにアップグレードする」を選んで「実行」をクリックします。

「経営羅針盤を同時にダウンロードする」は、AiOキーステーション内の【キーパー経営羅針盤】を更新する場合に使用します。ダウンロード時間が増加しますので、【キーパー経営羅針盤】をご利用の場合にのみチェックしてください。
混雑中のためバージョンアップ処理を実行できない旨のメッセージが出た場合は、しばらく時間を置いてから再度実行してください。
7. ダウンロード処理中です。そのまま暫くお待ち下さい。
8. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックするとインストール処理を開始します。

普段インターネットに接続できないパソコンに挿入されているAiOキーステーションを更新する場合は「いいえ」をクリックし、インターネットに接続できないパソコンでのバージョンアップ方法2.以降の作業を行ってください。
【キーパー財務15 Ver7.0.0~7.0.3】 からのバージョンアップの場合は15.へ進みます。
9. 暫くすると、以下の画面が開きます。「次へ」をクリックします。
10. 使用許諾契約をお読みください。「同意します」を選び「次へ」をクリックすると次の画面に進めます。
11. 「ユーザー名」を入力して「次へ」をクリックします。
12. 「次へ」をクリックします。

「変更」をクリックしてインストール先を変更することも可能ですが、通常はそのままの設定で次の画面に進んでいただくことをお勧めします。
13. 「インストール」をクリックして処理を開始します。そのまま暫くお待ちください。

14. インストールが終了します。「完了」をクリックします。
15. バージョンアップ処理中です。そのまましばらくお待ちください。
16. 自動で 【キーパー財務15】 が起動し、「ログイン」画面が開きます。
通常通りコードとパスワードを入力して「OK」をクリックします。
17. 「データベースの更新」画面が開きます。「OK」をクリックします。

スタンドアロン方式の場合は、初めて本バージョンでプログラムを起動したときに表示されます。(2回目以降は表示されません。)
クライアントサーバー方式及びGo-Global版の場合は、本バージョンでサーバーにアクセスした最初のパソコンで表示されます。(2台目以降は表示されません。)
18. 「データ選択」画面が開きます。適宜データを選択します。
19. 「データベースの更新」画面が開きます。「データの更新に同意します。」にチェックして「OK」をクリックします。

この画面は本バージョンで初めて選択したときに表示されます。(2度目以降は表示されません。)
本バージョンは、平成26年4月1日改正の消費税申告書の書式(8%対応の書式)にのみ対応しています。従って、 期末日が平成26年3月31日以前のデータを本バージョンで開くと、消費税申告書が申告した当時と異なる書式に書き換わります。過去のデータを処理当時の状態で残しておきたい場合や、データをやり取りする相手が 【キーパー財務14~09】 を使用している場合は「キャンセル」してください。(「OK」すると、 【キーパー財務14~09】 では処理できなくなります。)
本バージョンは、簡易課税用の消費税申告書は第五種までの様式(旧様式)と、第六種対応の様式(新様式)の両方に対応しています。期首日付が2015/04/01以降の場合、及び[課税方式設定]で課税期間の短縮特例を“適用する”に設定して2015/04/01以降を期間指定して集計した場合は新様式(第六種対応の様式)、それ以外の場合は旧様式になります。
「情報」をクリックすると開く「データの詳細情報」画面で「データの更新:禁止する」にチェックすればデータバージョンを固定できます。
20. 「データベースの更新」が完了するとメニュー画面が開きます。右上のバージョン表記が「Ver7.0.4」に変更されています。以上でバージョンアップ処理は完了です。

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 インターネットに接続できないパソコンでのバージョンアップ方法
1. AiOキーステーションをインターネットに接続できるパソコンに挿入し、バージョンアップ方法1~8の手順に従ってバージョンアップ作業を行います。

※同時に2本以上のAiOキーステーションを挿入しないで下さい。
2. プログラムを終了し、AiOキーステーションを取り外します。
3. インターネットに接続できないパソコンにAiOキーステーションを挿入します。
4. 以下の画面が開きます。「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリックします。

表示はOSにより異なります。
自動で表示されない場合は以下の手順で処理してください。
スタートボタンをクリックする。
コンピュータ(又はマイコンピュータ)をクリックする。
キーパー財務のアイコンをダブルクリックする。
5. setups.exeをダブルクリックします。
6. OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
7. 「キーパー財務セットアップ」画面が開きます。「キーパー財務インストール」をクリックします。
8. 「バージョン選択」画面が開きます。
一番上の行(キーパー財務15 7.0.04)を選んで「OK」をクリックします。
これより先はバージョンアップ方法9.以降の手順通りです。

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